沖縄qualifying tournament
対戦会会場沖縄空手会館(9チーム参加)

沖縄県豊見城市豊見城854-1
沖縄空手会館

沖縄予選結果
沖縄予選通過者
マジムン戦隊ゲレンジャー
K太(ブランカ) ベルナデッタ(ダルシム) やくみ(エド)

なんくるないさ~

沖縄予選レポート
FC沖縄予選 初開催を制したのは『マジムン戦隊ゲレンジャー』

2025年、空手会館にて初開催となったFC沖縄予選。記念すべき第一回大会には、地元の強豪を中心に9チームがエントリーし、会場は熱気と期待に包まれました。

決勝に駒を進めたのは、大ベテランK太選手が若き精鋭2名を率いる『マジムン戦隊ゲレンジャー』と、勢いに乗る若手ルル選手と師匠・大城選手、さらにあんとび選手を擁する『ジントニック大城』。
経験と若さが激突する、まさに世代を超えた頂上決戦となりました。

緊張感漂う中、両チームが選出した先鋒は『ゲレンジャー』からやくみ選手(エド)、『ジントニック大城』からあんとび選手(ルーク)。
序盤は互いに様子見の展開でしたが、やくみ選手の鋭い牽制が隙を突きダウンを奪取。その後も冷静な試合運びで優勢を維持し、先鋒戦を制しました。

続く中堅戦では、ルル選手がドライブラッシュを駆使し猛攻を展開。やくみ選手は防戦一方となり、起死回生のODサイコアッパーも読まれ敗北。試合は次鋒の選手へと委ねられます。

ここで登場したのは『ゲレンジャー』の大黒柱、K太選手。序盤こそルル選手の勢いに押される場面もありましたが、老練な間合い管理と的確な判断で流れを奪取。
第1ラウンドはルル選手が先取するも、第2ラウンドでK太選手がブランカのSA2「ライトニングビースト」を発動し逆転。最終ラウンドでは経験が光り、冷静な差し合いで勝利を収めました。

最後の一戦を託された大城選手はどっしりとした立ち回りで試合に臨んでいきます。序盤から不用意な動きはなく、間合いを保ちながら冷静に攻防を重ねます。
第1ラウンドは大城選手が盤石の立ち回りからの地上戦の上手さを見せつけ先取。しかし第2ラウンドではK太選手が再び「ライトニングビースト」を発動し奪取に成功。勝負は最終ラウンドへ。

開幕から鋭い差し返しを通したのは大城選手。
体力有利を築きK太選手を画面端へ追い込んでいく、K太選手の体力バーは三割を切り会場に緊張が走ります。

しかし、ここでK太選手のSAゲージが2本に到達。ブランカのSA2「ライトニングビースト」を発動し一気に大城選手の体力を大きく削ることに成功。
大城選手をダウンさせ、試合は互いに体力ドットの状況へ。

互いにギリギリの差し合い状況、会場が息をのむ中で迎えたクライマックスは大城選手のドライブゲージがバーンアウト寸前の状況、生まれたわずかな間合いのズレを突いたK太選手のカウンター決定打となりが試合終了、『マジムン戦隊ゲレンジャー』の優勝が確定し、会場は歓声に包まれました。

初開催にもかかわらず、ハイレベルな攻防とドラマが繰り広げられたFC沖縄予選。全国大会進出を決めた『マジムン戦隊ゲレンジャー』は、ベテランと若手の融合を体現し、沖縄代表として戦うこととなります。
観戦者からも「熱い試合だった」「次回も楽しみ」といった声が多く寄せられ、コミュニティとしての盛り上がりを強く感じる大会となりました。
優勝チームの全国大会での活躍に期待が高まる内容となりました。
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