- 対戦会会場JEXER e-sports station(2チーム参加)
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東京都豊島区南池袋1-28-2
Cafe&Bar RAGE ST 2階
JEXER e-sports station
- 池袋(Bブロック決勝)予選通過者
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あくたがわ(マノン) 希(JP) さうたむ(キャミィ)
あくたがわのぞたむ 都内で青切符一番乗り!面白い試合を見せます!
12月19日、関東初の青切符獲得を懸けたBブロック決勝大会。
予選を勝ち上がってきたのは古豪あくたがわ(マノン)を筆頭に、希(JP)、さうたむ(キャミィ)といった猛者を擁する新橋代表、チーム『あくたがわのぞたむ』。
対する池袋代表は、6から頭角を現した若手のタカサワ(エド)、山崎だだだ(舞)、tyorobuu(エドモンド本田)で構成されたチーム『エターナルブリザード』となった。
どちらも強豪ひしめく関東エリアの予選を抜けてきただけあり、試合前の顔つきからもこの大会に懸ける気合がはっきりと伝わってくる。
『あくたがわのぞたむ』からは希のJPが、『エターナルブリザード』からはタカサワのMエドが先鋒として出場。
比較的オールマイティなキャラクターの選択に、両チームともそれは想定していたと言わんばかりに頷く。
実況のかけ声とともに、Bブロック代表を決める戦いの火蓋が切って落とされた───。
序盤にリードを奪ったのは希。
ヴィーハトと各種飛び道具を絡めた連携で、みるみるタカサワ側のドライブゲージと体力を削っていく。
しかしそれで終わらないのがタカサワだ。
バーンアウト中でも止まらない波状攻撃。希側のドライブインパクトにはモダンの強みを活かしたSA1サイコストームでカウンターを合わせ、徐々にペースはタカサワへと傾いていく。
JPのSA2ラヴーシュカを前ステップからの打撃で突破するなど、若手らしいアグレッシブなプレイを見せ、『エターナルブリザード』側から歓声が上がる。
リードをそのままに、サイコフリッカーからのSA3コンボで試合を畳み、タカサワが先鋒戦を制した。
次鋒を引きずり出されたのはチーム『あくたがわのぞたむ』。
相手はマノンの天敵であるエドということもあり、託されたのはさうたむのキャミィ。
ここを落とすと後がなくなる状況に、さうたむにも一層気合が入る。
先ほどの試合の流れそのままに、強気に攻め立てていくタカサワ。
ODサイコアッパーなども駆使してラウンドを先取する。
さうたむも必死に追い縋りラウンドを取り返すが、依然としてタカサワペースのまま最終ラウンドへ。
置き技からのコンボで画面端へ到達したタカサワ。
さうたむのODキャノンスパイクも読み切り、ドライブゲージを惜しみなく使ってエドのSA3サイコチェンバーへと繋げる。
───決着かと思われた、その瞬間。
キャミィの体力が1ドット残る。
なおもエドの体力には陰りはなく、対するキャミィは風前の灯火。
誰もが絶望的だと感じる中、さうたむの目は死んでいなかった。
残り1ドットを刈り取らんとするタカサワのサイコフリッカー。
それを、さうたむは見逃さない。
クリティカルアーツ、デルタレッドアサルト。
エドの体力を4割強吹き飛ばし、そこから反撃が始まった。
自らが画面端に追い詰められている状況を逆手に取り、ドライブラッシュからODアクセルスピンナックルを絡めた表裏択へ。
立ち位置が入れ替わり、逆にタカサワを画面端へ追い込む展開となる。
バーンアウト、SAゲージなし。
この状況では、さしものタカサワもさうたむの攻めを凌ぎきれない。
最後は確定ドライブインパクトからスタンコンボを完走。
1ドットからの大逆転。
さうたむが先鋒タカサワを下した。
惜しくもマノンにエドをぶつけることが叶わなかった『エターナルブリザード』は、次鋒にtyorobuuの本田を投入する。
既にギア全開のさうたむは、本田の強力な垂直ジャンプにも引き強K対空から大きくダメージを奪っていく。
しかしtyorobuuも負けてはいない。
静と動を織り交ぜ、好機と見るや中段とコマ投げでプレッシャーをかけていく。
拮抗した展開が続く中、先に活路を見出したのはtyorobuu。
ラッシュ中Pから弱Pキャンセルラッシュで一気にテンポを上げる。
───決まり手は大銀杏投げ。
大きな白星を挙げ、tyorobuuがブロック突破に王手をかけた。
後がなくなった『あくたがわのぞたむ』。
最後の砦は大将、あくたがわのマノンだ。
試合前の挨拶は飄々としており、崖っぷちの状況でも緊張を感じさせない。
対するtyorobuuは挨拶を終えると気合十分の表情。
自らの手で予選突破を決めんとする意気込みが伝わってくる。
試合が始まると、先に流れを作ったのはあくたがわ。
先ほどの試合の意趣返しとでも言わんばかりに、弱Pキャンセルラッシュの速い展開からマネージュ・ドレを決めていく。
メッセージ性の高い連携を受けたtyorobuuも、すかさず大銀杏投げで応戦。
そこからは互いの強力な中Pと、そこから繰り出される高速のコマ投げ択が入り乱れる展開に。
しかしコマ投げの裏には打撃あり。
マネージュ・ドレを散々意識させたところで、アン・オーの派生を出し切る。
中段部分が見事にヒットし、キャンセルラッシュへ。
しゃがみ喰らい確認ODランヴェルセでコンボを伸ばし、SA3パ・ド・ドゥで決着。
一進一退、シーソーゲームの様相を呈していたBブロック決勝は、遂に大将同士の最終決戦へともつれ込む。
先ほどまでとは一転し、あくたがわの手は細かく震えていた。
王手をかけたとはいえ、自分が負ければチームは終わり。
その重圧はむしろ増すばかりだろう。
『エターナルブリザード』の命運を託されたのは大将・山崎だだだの舞。
仲間たちの声援を受け、大きく深呼吸。
やるべきことはやってきた、そう言わんばかりの表情で試合に臨む。
開幕、仕掛けたのは山崎だだだ。
真っ直ぐなドライブラッシュからの中段をヒットさせ、一気にマノンを画面端へ追い込む。
強力な花蝶扇連携で攻め立てるが、あくたがわは崩れない。
パリィと前ジャンプを駆使して立ち位置を入れ替えると、中Pヒット確認からバーンアウト上等でメダルを溜め込んでいく。
「これが大人です!」
『あくたがわのぞたむ』側からも声援が飛ぶ。
先にリーチをかけられた山崎だだだだが、その戦意は消えていない。
マノンの強力なジャンプ攻撃には飛翔龍炎陣で的確に対空。
あくたがわ得意の速いラッシュ展開からのマネージュ・ドレにも冷静に対応し、垂直ジャンプを合わせて最大コンボを叩き込む。
フルセット・フルラウンドで迎えた最終局面。
「神神!いいよ!」
「メダル5枚だよー!」
両チームから一際大きな声援が飛び交う。
ファイナルラウンド、決着は突然だった。
立ち回りの中でヒットしたメダル5枚のマネージュ・ドレ。
それをきっかけに、あくたがわが完全にペースを掌握する。
山崎だだだもドライブラッシュや垂直ジャンプで反撃を試みるが、あくたがわの中Pはそのすべての選択肢を呑み込んだ───
───Bブロック優勝は『あくたがわのぞたむ』。
それぞれ三者三様の歓喜と悔しさを滲ませながらも、
『あくたがわのぞたむ』と『エターナルブリザード』は互いの健闘を称え合う固い握手を交わし、Bブロック決勝大会は幕を閉じた。
並みいる強豪を押し退け関東初の青切符を手にした『あくたがわのぞたむ』。
全国大会本戦でも台風の目となることは間違いないだろう。
レポート:TaigaKunja(@TaigaKunja )
予選を勝ち上がってきたのは古豪あくたがわ(マノン)を筆頭に、希(JP)、さうたむ(キャミィ)といった猛者を擁する新橋代表、チーム『あくたがわのぞたむ』。
対する池袋代表は、6から頭角を現した若手のタカサワ(エド)、山崎だだだ(舞)、tyorobuu(エドモンド本田)で構成されたチーム『エターナルブリザード』となった。
どちらも強豪ひしめく関東エリアの予選を抜けてきただけあり、試合前の顔つきからもこの大会に懸ける気合がはっきりと伝わってくる。
『あくたがわのぞたむ』からは希のJPが、『エターナルブリザード』からはタカサワのMエドが先鋒として出場。
比較的オールマイティなキャラクターの選択に、両チームともそれは想定していたと言わんばかりに頷く。
実況のかけ声とともに、Bブロック代表を決める戦いの火蓋が切って落とされた───。
序盤にリードを奪ったのは希。
ヴィーハトと各種飛び道具を絡めた連携で、みるみるタカサワ側のドライブゲージと体力を削っていく。
しかしそれで終わらないのがタカサワだ。
バーンアウト中でも止まらない波状攻撃。希側のドライブインパクトにはモダンの強みを活かしたSA1サイコストームでカウンターを合わせ、徐々にペースはタカサワへと傾いていく。
JPのSA2ラヴーシュカを前ステップからの打撃で突破するなど、若手らしいアグレッシブなプレイを見せ、『エターナルブリザード』側から歓声が上がる。
リードをそのままに、サイコフリッカーからのSA3コンボで試合を畳み、タカサワが先鋒戦を制した。
次鋒を引きずり出されたのはチーム『あくたがわのぞたむ』。
相手はマノンの天敵であるエドということもあり、託されたのはさうたむのキャミィ。
ここを落とすと後がなくなる状況に、さうたむにも一層気合が入る。
先ほどの試合の流れそのままに、強気に攻め立てていくタカサワ。
ODサイコアッパーなども駆使してラウンドを先取する。
さうたむも必死に追い縋りラウンドを取り返すが、依然としてタカサワペースのまま最終ラウンドへ。
置き技からのコンボで画面端へ到達したタカサワ。
さうたむのODキャノンスパイクも読み切り、ドライブゲージを惜しみなく使ってエドのSA3サイコチェンバーへと繋げる。
───決着かと思われた、その瞬間。
キャミィの体力が1ドット残る。
なおもエドの体力には陰りはなく、対するキャミィは風前の灯火。
誰もが絶望的だと感じる中、さうたむの目は死んでいなかった。
残り1ドットを刈り取らんとするタカサワのサイコフリッカー。
それを、さうたむは見逃さない。
クリティカルアーツ、デルタレッドアサルト。
エドの体力を4割強吹き飛ばし、そこから反撃が始まった。
自らが画面端に追い詰められている状況を逆手に取り、ドライブラッシュからODアクセルスピンナックルを絡めた表裏択へ。
立ち位置が入れ替わり、逆にタカサワを画面端へ追い込む展開となる。
バーンアウト、SAゲージなし。
この状況では、さしものタカサワもさうたむの攻めを凌ぎきれない。
最後は確定ドライブインパクトからスタンコンボを完走。
1ドットからの大逆転。
さうたむが先鋒タカサワを下した。
惜しくもマノンにエドをぶつけることが叶わなかった『エターナルブリザード』は、次鋒にtyorobuuの本田を投入する。
既にギア全開のさうたむは、本田の強力な垂直ジャンプにも引き強K対空から大きくダメージを奪っていく。
しかしtyorobuuも負けてはいない。
静と動を織り交ぜ、好機と見るや中段とコマ投げでプレッシャーをかけていく。
拮抗した展開が続く中、先に活路を見出したのはtyorobuu。
ラッシュ中Pから弱Pキャンセルラッシュで一気にテンポを上げる。
───決まり手は大銀杏投げ。
大きな白星を挙げ、tyorobuuがブロック突破に王手をかけた。
後がなくなった『あくたがわのぞたむ』。
最後の砦は大将、あくたがわのマノンだ。
試合前の挨拶は飄々としており、崖っぷちの状況でも緊張を感じさせない。
対するtyorobuuは挨拶を終えると気合十分の表情。
自らの手で予選突破を決めんとする意気込みが伝わってくる。
試合が始まると、先に流れを作ったのはあくたがわ。
先ほどの試合の意趣返しとでも言わんばかりに、弱Pキャンセルラッシュの速い展開からマネージュ・ドレを決めていく。
メッセージ性の高い連携を受けたtyorobuuも、すかさず大銀杏投げで応戦。
そこからは互いの強力な中Pと、そこから繰り出される高速のコマ投げ択が入り乱れる展開に。
しかしコマ投げの裏には打撃あり。
マネージュ・ドレを散々意識させたところで、アン・オーの派生を出し切る。
中段部分が見事にヒットし、キャンセルラッシュへ。
しゃがみ喰らい確認ODランヴェルセでコンボを伸ばし、SA3パ・ド・ドゥで決着。
一進一退、シーソーゲームの様相を呈していたBブロック決勝は、遂に大将同士の最終決戦へともつれ込む。
先ほどまでとは一転し、あくたがわの手は細かく震えていた。
王手をかけたとはいえ、自分が負ければチームは終わり。
その重圧はむしろ増すばかりだろう。
『エターナルブリザード』の命運を託されたのは大将・山崎だだだの舞。
仲間たちの声援を受け、大きく深呼吸。
やるべきことはやってきた、そう言わんばかりの表情で試合に臨む。
開幕、仕掛けたのは山崎だだだ。
真っ直ぐなドライブラッシュからの中段をヒットさせ、一気にマノンを画面端へ追い込む。
強力な花蝶扇連携で攻め立てるが、あくたがわは崩れない。
パリィと前ジャンプを駆使して立ち位置を入れ替えると、中Pヒット確認からバーンアウト上等でメダルを溜め込んでいく。
「これが大人です!」
『あくたがわのぞたむ』側からも声援が飛ぶ。
先にリーチをかけられた山崎だだだだが、その戦意は消えていない。
マノンの強力なジャンプ攻撃には飛翔龍炎陣で的確に対空。
あくたがわ得意の速いラッシュ展開からのマネージュ・ドレにも冷静に対応し、垂直ジャンプを合わせて最大コンボを叩き込む。
フルセット・フルラウンドで迎えた最終局面。
「神神!いいよ!」
「メダル5枚だよー!」
両チームから一際大きな声援が飛び交う。
ファイナルラウンド、決着は突然だった。
立ち回りの中でヒットしたメダル5枚のマネージュ・ドレ。
それをきっかけに、あくたがわが完全にペースを掌握する。
山崎だだだもドライブラッシュや垂直ジャンプで反撃を試みるが、あくたがわの中Pはそのすべての選択肢を呑み込んだ───
───Bブロック優勝は『あくたがわのぞたむ』。
それぞれ三者三様の歓喜と悔しさを滲ませながらも、
『あくたがわのぞたむ』と『エターナルブリザード』は互いの健闘を称え合う固い握手を交わし、Bブロック決勝大会は幕を閉じた。
並みいる強豪を押し退け関東初の青切符を手にした『あくたがわのぞたむ』。
全国大会本戦でも台風の目となることは間違いないだろう。
レポート:TaigaKunja(@TaigaKunja )




















