長崎予選は2チームの出場となり『3rd勢』と『長崎サッカー部』での2先勝ち抜きでの決定戦となりました。

チーム名の由来をお伺いしたところ、急成長株のホープが師と仰ぐ古豪の2名をリスペクトした『3rd勢』、直近で大躍進を決めた地元サッカークラブにあやかって名付けられた『長崎サッカー部』とぞれぞれ思いのこもったものとなっていました。

先鋒戦は『3rd勢』yuga選手(ベガ)対『長崎サッカー部』スズキ選手(ザンギエフ)のマッチアップ。
序盤から“これぞザンギエフ”といったようにどっしりと構えたスズキ選手がスクリューを通してリードを奪います。yuga選手はバーンアウトをさせることに成功しますが、最後はSA3の圧力の前に屈し、スズキ選手がまずはチームに1勝を持ち帰りました。

1本取られた『3rd勢』は中堅のTaCaHaXi選手(ブランカ)が登場。
お互いに1歩も引かないインファイトの状態で互いにバーンアウト状態に。TaCaHaXi選手はここぞとばかりにライトニングビーストで一気に攻め立てる展開を作り、見事勝利を納めました。

中堅同士の戦いとなった3試合目、『長崎サッカー部』は神田選手(サガット)が出陣。
先手を取ったのはTaCaHaXi選手。お互いに間合いを測りあう立ち上がりでしたが、熟練の立ち回りでまずは1本先取しました。対して2本目は神田選手の思い切りのいい選択肢を通し切り1-1のシーソーゲームの様相になりました。最後はTaKaHaXi選手が相手を動かす立ち回りで翻弄し中堅戦を制しました。

後がなくなった『長崎サッカー部』は大将・soup選手(舞)が登場。
花蝶扇を軸に攻めていきたい様子が見られたsoup選手に対して、1度捕まえたら離さないといったTaCaHaXi選手の立ち回りが光っていました。soup選手の攻め手の変化にも対応しきったTaCaHaXi選手が最後まで優勢に試合を進め、そのまま勝利をもぎ取っていきました。

これにより大将・うるさい☆コイデくん選手を残したまま『3rd勢』が優勝となりました。

長崎予選はＤブロックの予選という立ち位置で、優勝チームの『3rd勢』が年明けに佐賀で行われるDブロック決勝を長崎代表として戦うこととなりました。

対戦後に優勝した『3rd勢』の皆さんにお話を伺いました。
今回出番のなかったうるさい☆コイデくん選手も含め、お三方とも東京での本戦に出るために次のDブロック決勝は必ず勝つとの強い意志のこもった意気込みを話されていました。

また、大会中は観戦者の方々もとても盛り上がっており、選手たちの1プレイに大きな歓声や拍手が送られる場面など多く見られました。沢山の応援がみられ、コミュニティの盛り上がりを強く感じました。

本日は『全国大会予選』以外にも『フリー対戦』が行われており、プレイヤー、観戦者、運営スタッフ全員で盛り上がれた対戦会となりました。
今後もこの熱量や盛り上がりをより高くして、参加者の方々がまた足を運びたい、まだ見ぬ参加者の方々が参加したいと思える対戦会にしていけるように頑張りますのでよろしくお願いします。